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50代のオジサンがGeminiだけで「AI社員」を作ってみたら、朝から勝手に仕事をしてくれた話

takabon

最近、YouTubeを見ているとよく耳にする言葉があります。

「AI社員を育てて業務を劇的に効率化しよう!」

会社で部下を持つ身としては、「指示待ちじゃなくて、自分で勝手に調べて動いて、成果物までポンと出してくれる部下がいたら最高だよな……」なんて夢のようなことを考えてしまいます。

正直に言うと、私には今すぐAI社員に任せたい切実な業務なんてありません。でも、「なんか自分のために勝手に動いてくれるAIって、単純に楽しそうじゃない?」という好奇心だけで、手を出してみることにしました。勉強にもなりそうですしね。

複数のAIに毎月課金?正直、そんなお金も気力もありません

さっそくネットや動画で「AI社員の作り方」を調べてみると、だいたいこんなことが書いてあります。

  • 「リサーチはこのAIツール(有料)」
  • 「文章の執筆はあのAI(月額〇千円)」
  • 「さらにこっちのAIでファクトチェック……」

……いやいや、待ってください。

いくつものAIを別々に課金するだなんて、お小遣い制の50代には無理な話です。第一、それぞれのAIの使い方や特徴を覚えるだけで頭がパンクしてしまいます。

「できれば、いま契約しているGemini(有料プラン)ひとつだけで、なんとか完結できないものか?」

そこで、当の本人であるGeminiに直接相談してみることにしました。

ひとつの指示文(プロンプト)で全部やるの?本当に大丈夫か……?

ねぇGemini……ブログ記事を自動で作ってくれるチームを作りたいんだけど?でも、いくつものAIを使いこなすだなんて無理なんだ。

と相談したところ、返ってきた答えは意外なものでした。

「1つの指示文の中に『調査』『裏取り』『執筆』『監査』の役割を全部詰め込めば、Gemini単体でリレーできますよ」

複数のツールを複雑につなぎ合わせる必要はなく、AIに「自分の中で役割を切り替えて順番に仕事をしなさい」と命じる1本の長い指示書(プロンプト)を作ってくれたのです。

「別々のAIを駆使するのが主流だと思ってたけど、本当に1本のプロンプトだけでそんな器用なことができるのか……?」と半信半疑になりつつも、物は試しです。

一応Geminiに関するブログを書いているわけですから、Geminiに関する最新情報を毎朝届けてほしいという思いから、以下のようなプロンプトをGeminiとやり取りしながら作ってもらいました。

大まかな仕事内容はこんな感じです。

  1. その日、ネットで一番話題のGeminiのトレンドを調査する
  2. 公式情報と照らし合わせてファクトチェック(裏取り)する
  3. 無料版・有料版・企業版のどれで使えるかを明記して記事を書く
  4. 最後にもう一度ファクトチェックをして、Googleドキュメントに保存する
Q
実際のプロンプトはこちら

Google Geminiのコミュニティ最新動向・ディスカバリーに特化したブログ記事を作成し、Googleドキュメントに保存して私に報告してください。一般的な使い方や広範な解説は除外します。

1. 【トピック発掘】X、テック系ニュース、Reddit、YouTube等を検索し、以下のいずれか1つに該当する最新話題を抽出する:

– Geminiの最新アップデート・モデル更新・新機能追加

– コミュニティでバズっているユニークな活用例や議論

– 報告されているバグ・予期せぬ挙動・仕様変更

– 意外な新発見・裏技的プロンプトテクニック

2. 【ファクトチェック&プラン確認】Google公式発表(The Keywordブログ、リリースノート、APIドキュメント等)や一次情報と照合し、事実関係とプラン対応(無料版 / 有料個人版 / 企業・組織版の各可否:○・×・一部対応)を検証する。

3. 【記事執筆】以下の構成でブログ記事を作成する:

– タイトル候補(3案)

– URLスラッグ(英小文字とハイフン)

– メタディスクリプション(約120文字)

– 記事本文(Markdown形式:ニュース要点、対応プラン一覧表、機能詳細や議論、実践活用法と注意点、まとめ)

– アイキャッチ画像用英語プロンプト(Imagen向け)

4. 【校閲・保存】プラン対応や事実関係を校閲の上、新規Googleドキュメントを作成して保存する。

– ドキュメント名:「【Geminiトレンド】YYYY-MM-DD_[採用したタイトル]」

– 本文形式:アイキャッチ画像用英語プロンプト、記事メタ情報(スラッグ、ディスクリプション、タイトル3案、対応プラン、参照ソースURL)、記事本文(冒頭付近に対応プラン一覧表を含む)

5. 作成したGoogleドキュメントのリンクと記事概要をチャットで私に報告する。

消えた「Spark」の謎と、タスク登録

さっそく、指定した時間に自動で働いてくれるという機能「Spark」を使おうとしたのですが、ここでトラブル発生。

「あれ? ついこの前まで画面の左側(サイドバー)に見えていた『Spark』のボタンがどこにもない……」

ITの進化スピードについていけないオジサンは、いきなり出鼻をくじかれます。

画面をよく探してみると、どうやら「タスク」やの機能から登録できそうだったので、そちらにプロンプトを放り込み、毎朝8時に実行されるようにセットしてみました。

タスクに先ほどの指示書をセットし、さらに毎朝8時に実行するように登録して、その日は眠りにつきました。

朝8時、Googleドキュメントを開いてみたら……

翌朝、指定の8時を過ぎたころに恐る恐るスマホでGoogleドキュメントを開いてみました。

すると、本当に新しいファイルが勝手にできあがっていました。

中を開くと、タイトル案が3つ並び、URL用の英単語、おすすめ度、そして「無料版:○ / 有料版:○」といった対応表までキッチリ入ったブログ原稿がずらりと書かれています。

「おお……本当に勝手に仕事してる……!」

と感動したのも束の間。

ただ、正直に告白しますと、僕自身がAIの超ド素人すぎて、そこに書いてある専門的な内容が本当に100%合っているのか、読者の役に立つレベルなのか、読んでも半分くらい分かりませんでした(笑)。

でも、出所となったニュースのリンク先を見に行くと、確かに公式の話題をちゃんと拾ってきている様子。少なくとも、でっち上げの嘘を堂々と書いているわけではなさそうです。

というわけで、実験的に連載してみます!

完全な手探り状態から始まった、私とGemini社員の(自動?)ブログ運営。

まだまだ使いこなせているとは言えませんが、せっかく毎朝健気に成果物をドキュメントに届けてくれるので、「AI社員が作ってくれた記事を、素人のオジサンが点検してブログに上げてみる」という実験的な連載をスタートしてみようと思います。

次回からは、このGemini社員が実際にどんな記事を届けてくれたのか、その成果物をそのまま(僕の率直なツッコミを添えて)公開していきます。

はたしてAI社員はどこまで役に立つのか? 温かい目で見守っていただけると嬉しいです!

ABOUT ME
タカボン
タカボン
50代、現場叩き上げのビジネスパーソン。急速に進化する生成AIの波に乗り遅れまいと、AIを相棒にして日々の業務効率化や生活のアップデートに挑戦しています。当ブログ「AIことはじめ」では、AIを「難しい先端技術」としてではなく、「頼れるデジタルな部下・相談相手」として使いこなすための実践記録を発信しています。
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